海外有名MBA卒業生に話を聴きました

「両利き」を目指すことこそ、イノベーションの本質である
「両利き」を目指すことこそ、イノベーションの本質である

 昨年から、海外MBA(ハーバードビジネススクールなどの経営ビジネス大学院)に留学するための予備校である青山TGさんが主催のMBA卒業生のセミナーに何回か参加しました。

 お話を伺ったのは、ロッテルダム経営大学院にMITスローン校の卒業生の方と、ミシガン大学ロスMBAのカリキュラム作成の責任者であるミシガン大学ファカルティアドバイザー若杉敬明氏(東京大学名誉教授・東京経済大学経営学部教授)の3人です。

 セミナーを聴いて分かったのは、頑張ったらMBAに留学出来る可能性のある企業を選んで就職時、就職後に希望して留学するる人が少なからずおられる事です。

 ロッテルダムもMITもどたらも1学年100名前後の小規模な学校で、卒業生の方はお2人とも『人生で一番充実した素晴らしく楽しい一年だった』とおっしゃっていました。

 特に印象深かったのは、MBAでは失敗をむしろ歓迎し高く評価するところです。

 「事業は素早く起業し,素早く失敗し、反省したらまたすぐに起業しろ」

 「最初から上手くいくことなどまずない。だから最初からその心づもりでやりなさい」
 
 「失敗した?そりゃいいね。次は成功する確率が高まるし、失敗しない方法が分かっただろう!」

という事を、毎日のように徹底的に叩き込まれるそうです。

 青山TGを経営する伊藤さんは『アメリカでは起業して失敗した経験のない経営者は危なかしくって経営者として雇用できない』と言う認識があるそうです。

 日本はと言えば『失敗を許さない社会』ですよね。大企業や官庁に入って途中退社したら一部のエリート以外立ち直ってキャリアを積み上げていくのは非常に難かしい。
 しかし、アメリカでは起業して失敗した人は逆に高く評価される。

 銀行などは減点主義の最たるものと聞きます。これでは社内からイノベーションなど起きないでしょう。
失敗がパワハラの材料にされる事も多いでしょう。

 MBAでは失敗を許さない組織ほどイノベーション=革新的な新ビジネスは起きずらいと教えるそうです。
 ※参考サイト⇒『イノベーションを起こす組織とリーダーシップ
 

失敗への許容度、自己肯定感

 最近の若者は安倍内閣の支持率が非常に高いですね。しかし、安倍晋三と菅官房長官というのは朝から晩まで嘘を付いています。伊藤詩織さんの強姦事件も刑事部長の中村格を使って揉み消したという疑惑が持たれています。
 安保法制もほとんどの憲法学者が違憲と言っています。

 安倍政権は不法行為と白を切るための嘘ばかり。安倍内閣を支持するといういう事は犯罪にも目をつむるという事です。
 今の若者は目をつむるだけでなく、自殺するまで同級生を苛め抜いたり、酒や薬物を飲ませての集団でレイプしますね。レイプ事件が大学で多発しています。

 なぜ犯罪に走るのか、犯罪に甘いのか?

 私は「今の若者の自己肯定感が非常に低いのではないか?」と疑い、ネットで調べてみると案の定、文部省の調査でも先進国の中で際立って自己肯定感が低いという調査結果が出ています。

 いや、必ずしも低くないという大学の先生もおられますが、支持率や選挙結果を見るとやはり低いと推測せざるえない。

 実は反社会性人格障害など重大な犯罪を犯す人間は自己肯定感・自己評価が驚くほど低いのです。

 自己肯定感が低いとプライドが低くなります。プライドが低いと卑劣な行為をより行いやすくなるでしょう。
 また「自分一人ぐらい選挙に行かなくても結果に影響などない」と自分が社会に影響を及ぼせるという自己の力への自信も低いでしょう。
 この結果「自分の身を守ったり、欲望を満たすためなら他人なんてどうなってもかまわない。」という考えになるでしょう。

 レイプ事件にしても、男として自分に自信があるなら堂々と女性を口説くだろうし、断られてもさらに男を磨いてもっといい女性と交際できるようになれば良いと考えるでしょう。

失敗への肯定とイノベーションの起こりやすさ

先の青山TGのセミナーの講師でMITスローンを卒業した宮崎さんが「スローン校で学んでイノベーションは化学で、人工的に起こすものであると思った。アメリカは失敗を肯定する国で、失敗した?それは良かったね。という国なのです。」

 青山TG主催の伊藤さんは「アメリカは会社を起業して潰した経験の無い人は、危なかしくって経営者として雇えないとも言われています。失敗した経営者は失敗する原因と、失敗しないようにする対処の仕方を知っているから」と言いました。
 
 これは確かにそうで私も実感していますが、会社は予想だにしない事が原因で潰れます。成功している時ほど失敗への種が含まれてます。
 失敗すると何が原因で失敗したかが明確に分かるし、頑張って立て直せば次はより強固な会社を築けるでしょう。

 欧米のMBAでは「素早く起業し、素早く失敗しろ」と毎日のように教えてくるそうです。

 失敗に寛容なアメリカ社会の若者は、「将来、どの年齢で失敗してもリベンジは出来る」と安心できます。

 勉強やスポーツが苦手でも、それを欠点として指摘されない。自分の良さを発見し易いので自信が持ちやすい。
 一方日本は、まずテストで良い点数取れない事を失敗と評価し減点します。スポーツが苦手なのも失敗と評価します。これでは高校卒業時には多くの若者の自己肯定感が低くなるでしょう。

 しかも、不景気になってリストラされたらリベンジするのは難かしい。
 起業するにもアメリカのように失敗しては再挑戦し続けられるような環境ではない。これでは起業力の付かない。

 30年以上前の話予備校でアメリカの日本人学校で教えた経験のある英語の先生に習いましたが、アメリカの生徒達は悪い点数を取っても隠さないそうです。テストで悪い点数を取っても笑顔で笑いの種にするんだそうです。

 「Mr寺井、僕の点数30点!ワッハハハ」「Mr寺井、0点!0点!(自慢)」

 とテストを笑いながら見せてくるそうです。
 
 組織内でイノベーションを起こすには本田のワイガヤのように、上下の権力の差が少なく横の人間関係が濃密で言いたい事を言いたい時に自由に話せるようにしなくてはいけないそうです。
 それはそうでしょう。

 スローン校卒業生の宮崎さんも「最近不倫とか犯罪のように悪いと決めつけるけどうかと思います。世知辛くていけない。」と話していました。
 不倫もまた人間の幅を広げる機会ぐらいに捉えた方が良いのかもしれません。

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