東京画廊の山本さんには、その時にパステル画を精力的に制作し、描き貯めて、また写真を観せに東京に行く約束したのですが、その後リーマンショックが起こります。
政府が大々的に社会人への職業訓練を行ったため、経営していたプログラミングスクールもそちらに生徒さんが流れたこともあって職業訓練を受託せざるえなくなり、そちらにつきっきりになり制作する余裕が無くなってしまったのです。
ようやく落ち着いて、制作に打ち込めるようになったのが2016年の後半ぐらいからでした。
還暦を前に「ここで画家として生計を立てられるように勝負を掛けなくてはいけない」と決意しました。
そこで、短期集中で一気に作品を用意して、取り扱い作家になれるように東京画廊に持ちこんだのです。
それが、このホームページに載っている作品群です。
結局、『画風の違い』により契約とはいきませんでしたが、作品への推薦文を書いていただき、具象系の有名画廊に売り込むようにアドバイスを受けました。
画風の違いで契約に至らなかった理由
東京に行く前に、インターネットとパソコンの普及で、商業画廊を通さなくてもSNSとWEBマーケティングによって自由に作品を販売できる時代になっていることにも、気付いていました。
また、すでにその先駆者もいます。『世界画家旅人 ZIN ART』
むしろこちらの方が大きなチャンスだと考えています。
今現在、本格的に徹底的にインターネットでセルフ・プロデュースをして、作品販売や新しいジジネスモデルで収入を得る事を実践した画家はほとんどいないと思います。
ぼやぼやしていると、ネット販売は参入障壁が0に近いため過当競争になることは目に見えています。
実行するなら『今でしょ!』