昨日の前澤友作氏のオークションでのクリフォード・スティルの落札をTV番組で見ていましたが、東京画廊の山本さんが「ゴッホや印象派の絵画を落札するならアメリカにある雪舟を買い戻すべき。250億で買えると思う。」という話をまた思いだしました。同感です!
日本はイタリア、フランスと並ぶ歴史的な美術大国なのに、巨匠の名作が世界に散逸して観光収入も逃している国です。
ルーブルと国立近代美術館の規模の差を考えてみてください。
フランスがルーブル美術館でどれほどの観光収入を得ている事か。
収入だけでなく民族の誇りの問題です。
せめて私の作品も含め村上隆とか現役の日本人アーティストの作品を買ってほしいね。
ちなみにスティルは抽象画の創始者カンディンスキーとクレーが教授だったバウハウスで抽象構成主義をいう正方形と〇だけといったつまんない作品を描いていた、カンディンスキーとはライバル関係にあった同僚のアルバースがニューヨークに渡って、ブラックマウンテンカレッジで教えた時の教え子で抽象画としては傍流ですね。
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