オアンネス ジクレー版画

今日は。

北海道、札幌市在住のパステル画家、デジタルアート制作者の横田です。

当サイトでは私のパステル画などの作品のジークレー版画を販売しています。

ジークレー版画とは何でしょうか?

 ジークレーとはフランス語で吹き付けて色を付けるという意味です。

 簡潔に言うと油彩やアクリル画、パステル画などの原画をデジタルカメラか高性能の大型スキャナーで読み取り、顔料プリンタで紙やキャンバスに印刷したものです。

 では顔料とは何でしょうか?

 顔料とは日本画の岩絵の具がそうなように、宝石のような岩石を細かく砕いたものです。

 元が岩石なので日光による変色に強いのです。

CANON PIXUS PRO 10
CANON PIXUS PRO 10

 私が使用しているCANON PIXUS PRO 10の場合ですと、耐光性は200年とメーカーは発表しています。

 対極にあるのが染料で、これは水溶性の植物などの色素などなので日光による変色に弱いのですね。

 同じCANONのアート用のプリンタではCANON PIXUS PRO 100が染料プリンタです。

 画家がなぜ、ジークレー版画を制作・販売するかというと原画は個展で展示し販売したい。

 そして1点ものなので、どうしても高値で販売する必要があります。

 そこで、「音楽のCDのように出来るだけ多くの人に原画の魅力を味わってもらいたい。」と思ったらジークレー版画やリトグラフ(石版画)、シルク・スクリーンで複製して販売する訳です。

 ジークレー版画は高細密な原画再生技術と耐光性でリトグラフやシルクスクリーンよりも優れています。

 CANON PROシリーズの色数は10色ですが、縦・横の幅が50CMを越える大判の作品は、株式会社 グラフィックさんなどに委託制作しますが、500色以上のインクの混合により7万色以上の色を使って忠実な色を再現し印刷します。

 この場合、画家は印刷会社と連携して制作していくので、音楽でいえば画家はミュージシャン、印刷会社はレコーディング・エンジニアの役割を果たします。

どんな媒体に印刷するの?

pictorico コットン用紙
pictorico コットン用紙

 私の場合、A3版までの作品はCANON PIXUS PRO 10プリンタで印刷しますが、紙は作品に合わせてインクジェットプリンタ印刷用に新開発された『阿波紙ファクトリー』の和紙や『ピクトリコ PICTORICO』の和紙やコットン紙、CANONが新開発したCANON PIXUS PROシリーズ用アート紙から、作品の画風に合う用紙を選択して印刷しています。

 大型印刷機の場合は水彩用のアルシュ紙や阿波紙の和紙、キャンバスなどに印刷出来ます。詳細

 ジークレー版画は高細密な原画再生技術と、耐光性でリトグラフやシルクスクリーンよりも優れています。

横田昌彦のジークレー版画、購入のご案内。

 私のジークレー版画を販売しております。是非ご覧ください!


横田昌彦のジクレー版画購入ページへ

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事