TOPCONTENTS 絵画芸術とは何か 2021年6月5日 絵画芸術とは何かの表現であると考えています。何を表現するかは作者の自由です。表現するものは思想・主張・意見もあれば、マルセル・デュシャンの『泉』や『大ガラス』のような、鑑賞者が思考を働かせるための【投げかけ・ヒント・きっかけ】の場合もあるでしょう。 千住博は著書で「芸術はコミュニケーションである」と定義しましたが、... 白いハヤブサ
TOPCONTENTS 芸術各分野の翻訳可能性 2021年6月5日 芸術の各分野は、例えば絵画と音楽がそうであるように、ある種の関連性に言及されながらも基本的にそれぞれが独立して存在してきたと言えるでしょう。 原則として絵画はアニメーション以外は動かないものであり、音楽が持つような時間の要素は無いとされてきました。 静止した絵画で時間性を表現する事は無理であり、またそれで良しとされて... 白いハヤブサ
TOPCONTENTS 絵画の制作思想の発展は、表現を規制する壁を次々と倒してゆく事です 2021年6月5日 絵画の制作思想を発展させる事は、固定概念の壁を次々と取り壊してゆく事により、より自由な発想で制作していく事です。 それまでにない異なったものの新しい組み合わせを次々と実現していく事です。 現在でも多くの人が「絵画や美術は観たものを描くのだ」とゆう固定観念にとらわれています。 花瓶に生けられた花を描く。風景を描く... 白いハヤブサ
TOPCONTENTS 歴史を越えて芸術の中核をなす感動体験 2021年6月5日 マルセル・デュシャンに始まるコンテンポラリー・アートは、鑑賞者がより自由に思考するよう喚起をしますが、必ずしも感動体験を与えるものではありません。しかし、私は歴史を越えて芸術の中核をなすものが感動体験 であると確信しています。 「この料理は芸術の域に達している」「この投手の投球はもはや芸術である」と言う時、この場合の芸... 白いハヤブサ