パステル画の描き方 実際にパステルと色鉛筆で描画していく過程 前回、パステル画の描き方第4回では、パソコンで制作した原画・デジタル画を紙に転写する過程をお見せしました。

 今回は実際にソフトパステルと色鉛筆で描画していく過程を解説していきます。

写真左はパステルで描き始めて4日ほどです。

 これで綺麗に仕上がるのか?と疑問を覚える方もおられると思いますが、これは下書き段階なので大丈夫です!仕上がりはいつも通り、ビシッと決まりますよ。

 右側はさらに3日後の状況です。

 細部の描き込みがかなり進みました。

 細部はパステルだけでなく色鉛筆も使用しています。

擦筆の画像 紙に下地としてパステルをむらなくなく塗っていくにはパステルで描線した後、ティッシュ擦筆(さっぴつ=紙のみで出来たペン)でパステルを紙に刷り込んでいきます。
 
 擦筆は本当によく使いますねえ。ですから、かなりの本数ストックしてあります。

 下図が出来た時点で、さらに上に重ねて描線していくのにシッカチーフ(定着液スプレー)で定着させることもできますが、吹き付ける量が多いと表面がコーティングされてそれ以上重ね塗りできなくるので、吹き付けるの量は最小限にしなくてはいけません。

 また、量が多いと吹き付けたパステルが変色してしまいますので、それも注意して下さい。

 また、描画していくと粉が下に落ちて画面の下部に付着してしまい、描けば描くほど画面が汚れていきます。

 ですから、描画する量が多い場合はイーゼルで固定し、画面上部の方が手前になるようにします。

 こうすると、画面から粉が落ちても地面に落ちるので画面を汚しません。

 描画中は粉が飛び散るので念のためにマスクを着用しています。

 私の場合は写真のように、多くの人がやっているような小画面にラフスケッチのようなクレヨン画のようなタッチで描くのではなく、油彩やアクリル画のように細密描写的にパステルで描いていきます。

 フランスだかどこだかにパステルの専門学校があり、そこは細密描写も教えているとパステル画制作の専門書で読んだことがありますが、ネットで調べても全く出てきませんねえ。

 もう無くなってしまったのでしょうか?

 もしあるのなら卒業生がどんな絵を描いているのか?が気になりますね。

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