注1

この作品は完成させて講談社に掲載してほしいといきなり郵送しました。しばらくして講談社の編集者から電話が掛かって来て「小説現代の新人賞への応募作品としてなら受け取りますがどうしますか?親切心で言ってるのですが」と電話が掛かってきて言われて、「そのまま群像に載せてくれないなら送り返して下さい」と言って、結局今のそのまま手元にあります。
 もしかしたら、編集者の好意にしたがって応募した方が良かったのかもしれないと時々思いました。