横田昌彦のパステル画 『サピエンチア』の写真※各画像をクリックする拡大画像をご覧いただけます!
 119cm×84㎝ミ・タント紙にパステルと色鉛筆

今日は3月3日、桃の節句ですね。

小学校に入る前は東旭川の教員住宅に住んでいたのですが、桃の節句になると同い年の女友達が招待してくれてひな壇の前で、甘酒を振る舞われました。

そこに飾られている菱餅と、ひな壇が欲しくて欲しくてしょうがなかったですねえ。

しょうがないので、折り紙などで色んなひな人形を作って飾っていました。

かなりの数を作っていましたねえ。

あの十二一重の一つ一つの色に魅了されていました。

その頃はスーパーに行って母に菱餅をせがんでいたのですが、母は渋って数年後やっと一つ買ってくれました。

嬉しかったですが、食べてみて『何と言う事もないない』味というか、ただのあられではないか?とそのそっけない味に拍子抜けした記憶があります。

なぜ渋って買ってくれなかったのか長く理由が分からなかったのですが、男の子だったからですよね。(W)

さて、私の新作パステル画が完成しました。

題名は『サピエンチア』。

サピエンチアとはユング心理学のアニマ理論で最高段階にあるアニマのことです。アニマとは男性における内なる女性性のイメージ・像です。

ユングは『第四段階 知恵のアニマ』にまで到達できる男性はごく稀で、その典型的な例がダヴィンチの『モナリザ』では無いか?と言っています。

サピエンチアは旧約聖書などに出てくるようですが、『知恵』とか『神の女性性』といった意味のようです。

旧約聖書やギリシャ哲学に出てくる『ソフィア』と同じと思っていただいてけっこうです。

詳しくはこちらの論文『フ ァ ウ ス ト に お け る 学 問 と 永 遠 に 女 性 的 な る も の』のp44を参照してください。

横田昌彦作 パステル画「サピエンチア」部分拡大図◆作品の画材などはいつもの通りサイズは119cm×84㎝ミ・タント紙にパステルと色鉛筆で描きました。

今回はのマーメイド紙ではなくパステル用紙として世界的に定評のあるミ・タント紙を使用しました。

肌色の紙は手元には、ミタントしか無かったからです。

作品の販売は、いつもの通り原画は非売品でA4とA3サイズのジクレー版画のみ販売となります。

ご希望の方はご連絡下さい!

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